自分の中にあるもの-2

たそがれる人 その他

こんにちは。今日は前回の話(自分の中にあるもの-1)によく似た内容です。

人間関係の色々は、どこに行っても付いて回るものですが、その中でやたらと目についてしまうことって無いですか。なぜだか分からないけれど、あの人のあの部分が気になって仕方がないのよね、というイライラやモヤモヤする内容は、実は自分の中にあるものなんです。

「え?何を言っているのか意味が分からないわ」と思われるでしょうけれど、じっくり冷静に考えてみると、自分の中に見つかってしまうのです。

なぜそんなにその人が気になってしまうのかというと、その人の中に自分の願望が投影されているのです。

例えば我がままばかり言う人にイライラする場合、「自分も我がまま言いたい!」と思っているのです。

「いや、思っていませんけど?」と思うでしょう。でもちょっと聞いてください。

我がままが許せないのは、自分の中に「~するべきなのに」とか「~しないといけないのに、なぜしないのよ」といったような自分縛りがありませんか。

例えば空気が読めない人。このような人に苛立ちがある場合は、「自分も周りを気にせずに、言いたいことを言いたい」と思っているのかも知れません。

このように、もしかしたら自分はそう思っているのかも知れないと分かったなら、どうしたらいいかといいますと、はい、いつも書いていますが、まずは行動ですね。

自分縛りを少しでいいので解いてみて、自分も小さな我がままを言ってみたり、ちょっとだけ空気が読めない振りをして、言いたいことを軽く言ってみるのです。いきなり気になる人の真似をするのはハードルが高いですし、やる気にもなりませんから、少しでいいのです

このように、自分が気になる人の何が気になるのかを分析して、気付いたら実行してみることで、自分の望み(かも知れないこと)を昇華していきます。そうすることで、段々とその人が気にならなくなっていって、自分自身も気持ちが楽になりますよ

これはつまり、自分と向き合うということであり、自分で自分の気付かなかった望みを叶えることになります。

そしてまた再び誰かのことが気になったとき、気になる内容に向き合うことで、自分の気付かなかった新たな望みに気付いて、それを実行することで望みを叶えていくのです。それは知らず知らずの内に、少しずつ自分を成長させていくことになるのです。

いかがでしょうか。みなさんも小さなことからTRYしてみませんか。

自分の中にあるもの-3

自分の中にあるもの-1

自分を律することについて

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