人が喜ぶこと

ブルー星-1a 日記

みなさん、こんにちは。

今回は人が喜ぶことについてです。

江戸時代後期の農政家で思想家の、二宮尊徳の言葉です。

宿の温泉に入った際に「お湯を手で自分の方へかき寄せれば、みな向こうの方へ流れていく。逆に向こうの方へ押してみると、こっちに流れてくる。これが世の道理である」

これは「たらいの水」という例話の元になった話だそうです。

人のためにと思って働くことで、その行動は人の為にもなり、結果的には自分にも幸せが入ってくる、ということですね。

私利私欲を捨てて、献身的に働けば、いずれ自分にも還元されてきます。力を抜いて投げたボールが思いの外飛ぶように、無欲でいることの方が、思いもしない幸せを手にすることにつながるのですね。日本昔話も、こういった内容が多いですよね。

日常生活でも仕事でも、相手のことを思って動いたとき、自分でも満足のいく結果がもたらされます。

過去に営業職をしておられた方が言っていたのですが、自分の成績のことを考えているときは、商品は全くと言っていいほど売れなかったけれども、「お客様の必要なものは何か」と考えて提案したものは、ほぼ100%売れたそうです

わたしは読む人が分かりやすいようにと思って、資料作りをしています。字を大きめにしてみたり、簡単な言葉を使ってみたり。一枚の紙に情報を詰め込まないといけないときもあるのですが、そういう時は色分けしてみたり、枠で囲んでみたりします。ものによっては、どうしても自分にしか分からないようになってしまうこともありますが。(説明が上手い人下手な人-お客さんや投資家にセールスするやり方にも少し書いています)

相手のことを考えるという事は、優しさであり、気配りでもあります。先ほどの資料作りで言えば「これは見やすい」とか「分かりやすい」と喜んでもらえたら、それが自分に届いた幸せという事になります。「喜んでもらえて良かった」と、嬉しくなりますものね。

そしてその喜びは、自分の能力への磨きにもなりますし、やりがいにもなります。誰かに喜んでもらえるという事は、自分がさらに飛躍していく原動力になるのですね。

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