人間関係の変化について

鳥 その他

みなさん、こんにちは。

新しい環境に移ると、人間関係も変わってきますよね。例えば学校を卒業して社会人になったとき。会社の同僚や取引先の人たちとのつながりが出来ます。学校での友達とは違って、付き合い方も話す内容も違って、社会人になったばかりの頃は、わたしも戸惑ったものです。加えて、わたしは一人暮らしを本格的に始めましたので、生活に必要な炊事、洗濯、掃除も大変でした。両親がどんなに忙しく自分たちを育ててくれたのかが、分かった時期でもあります。

今日は、環境が変わったときに出来る、新たな人間関係について話してみたいと思います。

人生が大きく変わるから人間関係が変わるのか、人間関係が変わるから人生が変わるのか。どちらの場合もありますが、人は人とのつながり無しには生きてはいけませんよね。

「いや、自分は一人で生きているよ。」という人は、自給自足の生活でしょうか。よく考えてみてください。食べ物は誰が育てていますか?それらはどうやって手に入れていますか?

お野菜やお肉、お魚などをお店に売りに出してくれる人がいて、お店はそれらを人々に売ってくれるので、わたしたちは食べるものを手に入れることが出来ます。それは食べるものだけではありませんよね。つまり、誰かの働きがあるから、わたし達は生きていけるのです。反対に、わたしたちの働きもまた、誰かの手助けとなっています

こうした人間関係のつながりの中で、新しく友達が出来たり、知り合いが増えたりますが、こういう時は人生の転換期に起きることもあります。誰かとつながったら、自分の行動範囲も変わります。人生が大きく変化する前兆みたいなものです。

出会った相手を警戒しすぎず、その人の裏を探ろうとすることなく、自然に付き合えると、人生が好転していくものです。相手を探ろうとすると、それを察知して相手も自分を探ってきます。たとえ「この人は無理だ」と思っても、無理と決断しないで、しばらく置いておきましょう。よく、「無理だ」と即決する人がいますが、わたしから見ると、すごくもったいないなあ、と思います。確かに直感的に「無理だ」と思う時期もわたしにもありましたが、ある時気付いたのです。

人間は多面性のある生き物なのだ、と。

家での顔と会社での顔と、友達といるときの顔って、それぞれ違うものでしょう?だから、ある一面しか見てなくて決断するのは、本当にその人を見ているとは限らないと思ったのです。だから、わたしは結構な時間をかけて接するようにしています。特に先入観を持たずに、見たまま感じたままの情報を頼りに判断しています。まあ、時にはすごく馬鹿にされて、すごく見下されてしまうこともありますが、そういう時は決断します。出来るだけ近寄らない、と。自分を守ることも大事ですから。

警戒しすぎるのもよくないですが、あからさまに自分が危険だと分かったときは、距離をとるべきです。過去の真面目なわたしは、「そんなことをしたら相手に失礼だ」と思っていたのですが、嫌だと思いながら相手と接する方が、より失礼だと思いませんか

自分の世界を広げるためには、人に興味を持つことです。深入りはしなくてもいいので、ただ知り合うだけでも良いと思います。自分と合わない人がいてもいいのです。世界中のすべての人に好きになってもらうなんて、多分無理ですからね。無理して相手に合わせてばかりいる関係は、長くは続かないと思います。疲れてしまいますから。疲れたら休むことも大事です。心と体を休めて、また新たな人に出会いましょう。

自分と同じ価値観でなくても、話すことはできますよね。友達にはなれなくても、話をしてみて、自分には無かった考え方を知ることもまた、自分の世界を広げることにつながります

お互いのありのままを受け入れることで、視野が広がって、自分の器も広がります。そうするとまた違った人に出会うようになるものです。

人は生まれながらに悪い人なんていません。生きていく中で変わっていくものです。この世界は良い人ばかりだと信じて出かけてみると、何か良い出会いが見つかるかもしれませんよ。

以前にも似たような話をしていますので、良かったら見てみてくださいね。

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