親の因果が子に報う

ローズ 日記

こんにちは。今日の題名はちょっと刺さるかも知れませんが、内容としては前回の「自分の意識次第ということ」で書いた、因果応報の話に近いかなと思います。

「子どもは親の背中を見て育つ」という言葉を、聞いたことはありますか。子どもはたくさん観察していて、特に、一番身近な親の行動を真似しながら育つものです。

以前、わたしが読んだお話の例ですが、その人は子供が後片付けをしない、脱いだ靴を揃えない、宿題をしない、言い訳ばかりで謝らない、などと言ったことで、毎日のように子供を叱っていたそうです。

でもある時、その人はふと「自分はどうだろう」と思いました。自分の仕事を計画立てて進めていないことや、失敗しても言い訳をして、相手をさらに怒らせていることに、気が付いたそうです。そして「子供は親にシンクロする」という言葉を、思い出したそうです。

そこでこの人は、まずは自分を整えることから始めました。明日の仕事の予定の確認や、長期プロジェクトの進め方を考え、デスク周りの整理整頓をしました。家では率先して子供たちの靴を揃え、部屋を片付けるといったことに専念したそうです。

毎日真面目にコツコツと取り組んでいたある日、どういうわけだか、子どもたちも部屋を片付け、宿題に取り組むようになっていることに気付いたそうです。それを見てこの方は「やはり子供たちは、自分の姿を映し出していたのだな」と確信した、というお話でした。

確かに、自分が怠けた生活をしているのに、子どもには「しっかりしなさい」と言っても、説得力に欠けますよね。「自分が出来ないから、子どもには出来るようになってもらいたい」なんて、どう思いますか。

親が人生を楽しんでいれば、子どもも人生を楽しめるようになると思いませんか。人生を楽しんでいる親の姿を見て、「人生って楽しいんだな」と、子どもが思ったなら、彼らは生き生きと人生を謳歌できるようになるのだと思うのです。

本当に「子どもたちには幸せに生きていってほしい」と、思うのであれば、大人であるわたし達が、まずは幸せのお手本を見せてあげないといけないのではないかと、思うのですが、いかがでしょうか。

自分の意識次第ということ

自分を大事にするとは

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