教えることの難しさ

パズル2 その他

こんにちは。誰かに何かを教えてあげることって、ありますよね。「わたしにとっては、すごく簡単なやり方だけど、他人にとっては、実は難しいやり方なのかも知れない」と、思うことがあります。

どのように教えることが、相手に理解してもらいやすいのかを調べてみました。

コミュニケーション

教えることというのは、教育者と学習者の間のコミュニケーションに大きく依存しています。やはり、自分にとって簡単なことでも、他人にとっては複雑に感じられることがあります。これは、知識や経験の差異によるものです。

効果的に教えるためには、まず相手の知識レベルを理解し、それに合わせた指導が必要です。

「知識レベル」と聞くと、何だか上から目線に聞こえますが、要は、相手がどのような考え方をしていて、どんなことを知っているかを、知ることだと思います。

ですので、教える情報を分かりやすく整理し、シンプルな言葉で伝えることが大切です。

情報を小さな単位に分けて、段階的に教えることで、相手が一度に多くの情報を処理することなく、徐々に理解を深めることができます。

学習の動機付け

相手の学習スタイルや、興味を考慮に入れることも、理解の向上につながるかも知れません。

具体的な方法としては、視覚的な資料や、実践的な演習を取り入れることが有効です

例えば、図や表、イラストを使って説明することで、視覚的な理解を助けることができます。相手の興味に合わせて、教材や資料を、カスタマイズすることも有効ですよね。

また、実生活で直面しがちな問題や、事柄を取り入れることで、学習の動機付けや、興味を高めることができます。

対話式の教授法

教わるという立場は、常に「聞く」という態勢になりがちです。対話式を用いることで、教わる側が能動的に参加し、自らの考えを表現する機会を提供できます

質問を投げかけたり、ディスカッションを促したりすることで、学習者はより深く内容を考え、理解を深めることができます。

思い出したのですが、わたしもロールプレイング形式で、商品の説明の練習をした記憶があります。実践的な演習や、ロールプレイをしたお陰で、お客様にスムースに説明をすることが出来て、「入社一年目とは思えないね」と、褒められたことがあります(^^)/

実際に手を動かしたり、実際の状況を模擬体験したりすることで、理論だけでなく、実践的な経験を積むことができます

フィードバック

相手からの意見や提案を受け付けます。

これは、教えたことに対する質疑応答というよりも、自分が話した内容が、どの程度分かりやすかったか、改善点はあるか、といった、教える側の情報収集です

学習者からの、フィードバックを受け入れることで、教授方法を改善することもできます。

教える側としては、学習者の進捗に応じて、柔軟に教授法を調整することが大切です。学習者が困難に直面した場合は、追加のサポートを提供したり、別の説明を試したりすることが求められます。

教育者としての自己反省と、継続的な学びが、必要となりますね。


以上です。

資料作りと同じで、相手に寄り添って、分かりやすく伝えることが重要なのですね。わたしはよく「わたしのやり方はこうだけど、自分のやりやすい方法を見つけてね」みたいなことを言います。どうしても、はみ出してはいけないルールはありますが、そうでないものは、個人のやりやすいように出来ればいいのかな、と思うのです。

わたしの先日の体験ですが、一度説明を受けたことが、どうしても腑に落ちなくて、再度聞いてみました。その時対応してくださった方は「先日も説明しましたよね」とおっしゃいました。この時「自分が分かっていることは、他人が理解できないことを、理解できないのかも知れない」と、思いました。もちろん思っただけで、その方には言いませんでしたよ。念のために書いておきますが。

ということで、教える側も教わる側も、継続的な自己改善や、挑戦が必要になりますね。

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