考える力

本とお茶-3 その他

こんにちは。今回は考えるという事について書いてみようと思います。

多くの会社には、業務に関するマニュアルがあると思います。だからと言って、それを一冊手渡して「さあ、この通りに仕事をしてください」なんて言う人は居ないはずですよね。

同じような職種(販売とか営業とか事務とか生産とか)であっても、会社によってルールは違いますし、やり方も違います。もちろん、経験の有無によって下地は変わってきますが、ある程度の説明は必要ですよね。

ただ、マニュアルには無い突発的な事への対応は、やはり自分で考えて行動することも必要になってきます。もちろん、先輩からのアドバイスをもらうことも有りですが、先輩にも経験したことのない事案も起き得ます

考えて行動と言っても、やはりある程度の知識と経験が無いと、中々難しいと思います。

わたしは幼いころ、祖母に「頭を使いなさい」と、よく言われました。

祖母は、何かあるたびに「こうしたらどうかな」と、一人で考えてやってみては「ほら上手くできた」と、にっこりしていました。わたしには少しも思い付かないことばかりで、「頭を使うとはどういうことなのかな」と、いつも疑問に思っていました。

少し時を経て、「頭を使うとは、自分で考えること」なのだと分かったのですが、同時に「知識がないと考えることは出来ない」という事にも気付きました。

そんなことがあって、わたしは「言葉を知らないと文章が書けない」と思い、中学か高校の頃に、無謀にも辞書を覚えようとしたことがあります(笑)

もちろん、挫折しましたよ。

何が言いたいのかと言いますと、考える力を養い、独自の発想を身に着けようと思うとき、マニュアル以外の周辺情報は欠かせないのではないかと思うのです。

未経験の事案に遭遇した時、「現状で何が起きているのか」という情報の把握と、「何をしたらいいのか」といった解決への対策を、瞬時に理解して行動することができるようになりたいです。

そしてそれを、マニュアルに新たに反映出来たら、個人の能力にとどまらず、会社全体の価値につながりますよね。

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