お元気ですか、こんにちは。今回は、運気が下がる言葉です。
これを言うと、運気が一気に下がって、もしかすると来生にまで響いてしまうかも知れないという、超怖い話です。
どんな言葉だと思いますか。想像がつきますか。それは、
「私には分からない」
という言葉だそうです。
「うわー、わたしそれ使ったことあるわ！」と、わたしは絶叫しました。でも、そう思いつつも「それの何がいけないの？」って、思いませんか。実はこの言葉、よーく考えてみると、
「私、そんな経験したことないから、あなたの気持ちなんて想像もできないわ」
と、なんだか愛のない言葉に聞こえませんか。
そんな愛のない言葉を聞いた神様は、
「そうかそうか、分からないのか。では分かるようにしてあげよう」
と、わざわざ体験をさせてくれるようになるのだそうです。
そもそも「私たちは色んなことを経験するために生まれてきた」と、聞いたことがありませんか。たくさんの経験をして、たくさんの喜怒哀楽を味わって成長していくのだと。
だから神様は、わたし達を愛するが故の成長のために良かれと思って、わたし達が「分からない」という事を、「分かる」ように体験させてあげようとするのだそうです。それは今生の間かも知れないし、生まれ変わった次の人生でかも知れないのですって。
例えば「兄弟仲が悪くて、どうしたら仲良くなれるのだろう」という悩みを持った人に、「私は兄弟みんな仲良しだから、身内で仲が悪いなんて考えられないわ」と言ったとしたら、神様は「そうなのか。では喧嘩してみるかい」というように、神様の良心から「分からない」と言った人に、体験させてあげようとします。
「では、本当に分からないのに、なんて答えたらいいの？」
と、思いますよね。そういう時は、「分かった」と答えるのだそうです。「そんなウソをついていいのかね？！」と、思うかも知れませんが、まあ落ち着いてください。
「分かった」というのは、「あなたの話は分かったよ」という意味です。「共感は出来ないけれど、あなたが悩んでいることは分かりました」と、うなずいた上で先ほどの兄弟仲の件で言うなら、「私たち兄弟が仲良しなのは、こういう理由かな」というアドバイスをしてあげてもいいし、兄弟が仲良くなるための立案をしてもいいかも知れませんよね。
つまり、相手に対して愛のある受け答えが出来ると、花丸なのではないでしょうか。
「愛」の反対は何だと思いますか。「嫌い」じゃないのですよ。嫌いの反対は「好き」ですもんね。「愛」の反対は「無関心」なのですって。
「分からないわ」と、冷たく突き放すことは、相手に対して無関心ですよね。
アイドルの推し活をする人を見て、「あの人たちの気持ちが分からないわ」と言っていると、ある日突然、「うわ、あの人素敵！！」となって、自分も推し活始めちゃうかも知れませんよ。
人それぞれ色んなことがあるのだから、「分からない」と言っていないで、「どうしてそうなの？」と、一歩踏み込んでみるのは、自分の世界を広げることにもなりますし、愛のある受け答えの出来る人にもなれるのではないでしょうか。
