みなさんは、「ありのままで生きる」と聞いたとき、どんなことを思われますか。
やりたいことをやりたいように、周りの迷惑も顧みずにやることでしょうか。以前「自分に意識を向けよう」という勧めを書きましたが、自分で考えて、自分で決めて自分で行動することかなと、わたしは思っています。 何かをやろうと決めてやり始めると、どこかで行き詰まりを感じたり、思うように運ばなかったりすることがありますよね。
苦しい時ほど、自分と向き合うことになります。よく「壁が立ちはだかって進めない」と思うときがありますが、実はそれは壁ではないとしたら。打ち壊して進まないといけないと思っていたけれど、実はそれは「扉」だったとしたら。
扉だったら、わざわざぶつかって行って玉砕する必要はありません。取っ手に手をかけて、開ければいいだけです。開け方も、押すのか引くのか、はたまた襖のように横へ引き開けるのか様々です。
開け方以前に、まずは、開けるのが怖かったりもしますよね。扉の向こうは、これまでとは違った世界が広がっています。新しい世界だからこそ、怖い。これまでのやり方が通用するのかしないのか。右も左も分からない世界だったら、生きていけるのか不安になります。
でも、自分を幸せにできるのは自分しかいません。(人生が好転する前兆とは-2 )
自分らしく生きようと思った時、どうしてもその扉を開かなくては進めないのなら、自分を信じて、未来を信じるのです。それは、自分が作っていく未来を信じるということです。今ある感情を受け入れて、自分を信じるということです。(感情の受容については脳科学的引き寄せの法則-3とシャンパンタワーの天辺へも見てみてくださいね)
ありのままで生きるということは、直感的に思ったことを、素直に実行に移していくことです。空や花を見て、シンプルに「きれいだな」と思うことが出来るかどうか。
映画やお芝居を観たいと思ったら、観る。
ケーキやチョコレートが食べたいと思ったら、食べる。
海やプールで泳ぎたいと思ったら、泳ぐ。
山登りがしたいと思ったら、登っちゃう。
扉を開けたいと思ったら?
扉を開けるのです。ゆっくり、そっとでもいいではないですか。わたしだって、バンバン開けていけるだけの勇気はまだありませんから、そっと薄く開けて、その先を見てみるところから始めたいと思います。でも開けたらきっと、その新しい世界に入っていけるのです。自分で決めて、開けた。自分で決めて踏み出す。それが、ありのままで生きるということ。
ゆっくりと進んでいきましょう。扉を開けたら、案外走り出してしまうかも知れないですけどね。これと合わせて、以下のリンクも見てみてくださいね。
自分軸の話三次元から離れた意識を持つということ
感情の受容については脳科学的引き寄せの法則-3とシャンパンタワーの天辺へ