こんにちは。わたし達は、自分のことは棚に上げて、他人のことに目が付きますよね。「他人を変えようとしないこと」とは思うものの、どうにかできないものかと考えてしまいがちです。
他人は他人、自分は自分と受け入れることで、自分が機嫌よく行動し続けている内に、なぜか周囲の行動も変わっていく現象があります。やってほしかったことを、なぜか他人がしてくれるようになる、といった現象です。
他人を変えることはできませんが、「自分の行動を変えることで、周囲の人々も変わる可能性がある」という考えは、心理学的研究によって支持されているようです。
他人を変えることができない理由は、個々人が独自の意識と自由意志を持っているからです。人はそれぞれ異なる経験、価値観、信念を持っているため、外部から強制的に変えることは非常に困難です。
また、変化というものは、個人の内面(意思)から始まるものです。他人が強いることによって、一時的には従ってはもらえるでしょうが、持続的な変化が起こることはほとんどありません。
人は自分の行動を自分で選択し、コントロールしたいという強い欲求を持っています。このため、他人によるコントロールや圧力を感じると、抵抗感や反発感を持ち、変化に対して否定的な反応を示すことがあります。
さらに、心理的な安全感や自尊心を保つために、人は自己概念を守ろうとします。
自分に置き換えてみても、誰かから強制されると、抵抗感や反発感を持ちますよね。
でも、自分自身の行動や態度を変えることで、間接的に他人に影響を与えることは可能です。ポジティブな行動やコミュニケーションは、他人にも良い影響を与え、彼らの行動や態度に変化を促すことがあります。
他人を直接変えることはできないものの、自分の行動を通じて、周囲の人々に良い影響を与えることは可能です。
では、どうやって自分を変えていくかですが、先ほど書きましたが、変化というものは、個人の内面(意思)から始まるものです。
長くなりそうですので、続きは次回にしますね。
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