こんにちは。何かを見るときや考えるときに、どこに意識を向けるかによって、捉え方が変わりますよね。今回は意識を向ける先について、考えてみたいと思います。
情報過多について考えてみたでも書いたことがあるのですが、インターネットが普及して、世界中とつながることが出来るようになって、たくさんの情報が手に入るようになりました。
飛行機にも乗りやすくなって、気軽に海外へも行けてしまいます。
海外を知ると、日本がどんなに豊かであるか、便利であるのかがよく分かります。その反対に、日本がどのくらい遅れているのかも、突き付けられることもありますよね。
日本に居ると、何の気なしに出来ていることが、海外に行くとそうではなくて、不便を感じることもあります。以前、誰かのためって本当に誰かのため?でも書きましたが、どこを軸にするかで、「普通」とか「常識」とかいうものが変わってきます。
本当は、毎日「良いこと」がたくさん起きているのに、一つ嫌なことが起きると、「いつもこうだ」とか「なぜだ」とか思って、気分が急降下してしまいます。
「一難去ってまた一難」「踏んだり蹴ったり」など、暗いことわざが結構ありますが、元気になることわざは、あまり思い浮かびませんよね。
人は陽気な事よりも、陰気なことに意識を向けがちで、記憶にも焼き付きやすいのです。これは生きる上で、危険をいち早く回避するためにも、必要な本能なのかも知れませんね。
でも今の時代は、そこまで神経を尖らせなくても、平和に生きていられますよね。だから、意識を向ける割合を、陽気なことに増やしていっても良いのではないでしょうか。
意識を向ける陽気と陰気を6:4とか7:3とかにして、幸せをたくさん感じて生きることは、目から鱗が落ちる経験がたくさん出来るはずです。そして、これまで以上の何かを、手に入れるきっかけになるかも知れません。
良くないことが起きた→これは良いことが起きる前兆に違いない
わたしは、こんな風に考えるようにしています。さすがに一旦は落ち込みますが、いつまでも陰気でいるよりは、陽気に切り替えた方が、立ち直りも早くなる気がしています。
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