捉え方が分かれ道

道しるべ 日記

こんにちは。ポジティブとネガティブ、みなさんは何がこの二つを分けていると思いますか。

どういうときにポジティブに思って、どういう時にネガティブに思うのでしょうね。

今回はどんな逆境でも人生を切り拓くことが出来る、思考のルーティン「すべては導かれている」という解釈力から考えてみたいと思います。

例えばある日突然「あなたの余命は3年です」と、医者に宣告されたとしましょう。

この時みなさんは、どう考えますか。

毎日の食生活がまずかったのかなあ、お酒の量が多かったかなあ、インスタント食品ばかり食べていたからなあ、でも運動はしていたけどなあ、など、過去の自分の行動を振り返るでしょう。そして、そのあとは?

あと3年の命なら、どうしますか?

肯定的に考えるなら「3年ある。この3年は悔いのない生き方をしよう」と、思いますよね。否定的に考えるなら「他にも病気になっている人はたくさんいるのに、なんで自分が」と、思うでしょうか。

何の話?と思われましたか。つまり解釈力です。どのように解釈するかで、次の一手が変わってという話です。

死ぬまでの間は命があります。つまり大切なのは「今」です。「今」生きているということです。過去でも未来でもなく、「今」自分たちは生きています。この「今」の積み重ねが歴史となっているのですよね。だとすれば、余命が3年でも10年でも、やることは「生きる」ことです。

例えばミスをして上司に酷く怒られました。あなたは「なんであんなミスをしたんだろう」とか「あんなに怒らなくてもいいのに」とか「ミスなんて、他の人だってしているじゃないか」とか「もう出世できないかも。左遷かも」とか思うかも知れません。

このように、もう変えられない過去の後悔や、まだ起きてもいない未来への不安などで頭がいっぱいの時は、あなたは「今」を生きていません。

そうは言っても、後悔や不安や心配は、つい考えてしまうものです。これがいけないのではなくて、これら後悔や不安や心配に、いつまでも浸っていては先に進めないのです。

お勧めの思考のルーティンとしては、いかなる出来事に対しても

この出来事には意味がある。どんな意味だろう

と、自分に問いかけてみることです。

起こった出来事を、「自分はどう解釈するか」です。その解釈は、出来るだけ肯定的に受け止めることが良いと思います。

よく例え話に出てきますが、「コップの中に水が半分あります」これを半分「しか」ないと思うのか、半分「も」あると思うのかです。ここがポジティブかネガティブか、解釈の分かれ道です。

「コップの中に水が半分あります」

この言葉は、ただ事実を示しているだけなのです。自分の解釈の仕方一つで、ポジティブにもなるしネガティブにもなるのですね。

例え嫌な思いをしたとしても、怒りが出てきたとしても、「この導かれる先には、必ずいいことがある!」そう信じることで、どんなルートを通っても、行き着く先は必ず嬉しいことになるのです。

いかがでしょうか。みなさんは「今」を生きるために、どんな解釈をしていきますか。

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