感謝は湧いてくるもの

チューリップ その他

みなさん、こんにちは。

今日は「ありがとう」という言葉について考えてみたいと思います。

以前わたしは毎日が辛くて腹立たしいことばかりで、なぜだか嫌われて・・・という話をしましたが(引き寄せの法則-1)当時の友人から、どんなことがあっても「ありがとうございます、と心の中で言い続けなさい」と言われました。嫌がらせをされても「嫌がらせしてくれて、ありがとう」悪口を言われても「悪口を言ってくれて、ありがとう」という具合です。その状況から何とか抜け出したかったわたしは、助言の通りに1年くらい続けましたが、効果はよく分かりませんでした。「変わった」とは到底思えなかったのですが、その理由が最近になって分かりました

確かに「ありがとう」という言葉は、言霊としても強い力を持っているものの一つらしいのですが、ただ言葉を発するだけではダメなんですよね。言霊って本当にあるのかなでも触れましたが、言葉に込めた「意図」が大事なのですよね。

つまり「ありがとう」の場合、感謝の心が湧き上がっていないことには、その強い力が発揮されないということなのです。

「ありがたい」という気持ちを感じられないときには、どんなに「ありがとう」を連発しても、効力は小さくなってしまうのです。小さくなるどころか、心の中では「感謝なんて出来ないわ」と思っているのだから、怒りのような負の感情が勝ってしまいます。

「引き寄せる」という世界の話で言うなら、潜在意識の思いが叶っていくので、「感謝が出来ない」事態が頻発してしまい兼ねませんね。

となれば、無理して「ありがとう」なんて思わなくていいのかも知れません。

でも「ありがとう」と言っているだけで、気持ちが付いてくることもあります。それは強烈な感情が収まってからの方が良いと思います。強烈に悲しい時や怒っている時は、その感情を味わい尽くして(十分に泣いたり怒ったりした後に)少し気分が落ち着いたときに、あらためて「こんな気分を感じさせてくれて、ありがとう」と言ってみるのは、有りかなと思います。

わたしは「こんな激しい感情が自分の中にあったなんて!という発見が出来た」と思って、その出来事のお陰かなと、ここは無理矢理にでも思っています。そうすると、ちょっと成長した気分になるのは、わたしだけでしょうか。負の感情に傾いていた気持ちが、平らに戻る気がするのです。

引き寄せの話をしている人によると、気持ちを平か正(ゼロかプラス)に保つことが大切だとおっしゃっているので、わたしはこうやって「平」に保つように心がけています。

今回の話で言いたいことは、どうしても感謝の気持ちを持てないときは、無理して「ありがとう」と言わなくても良いよということです

無理して心に反することをすると、効果が無いばかりか、本当に感じている負の出来事が起こりかねません。これを避けるために、わたしは感情を味わうことにしています。感情を味わうというのは、怒りたければ存分に怒ればいいし、悲しかったら存分に泣けばいいということです。

ここで注意ですが、他人に八つ当たりはダメですよ。これもまた自分に返ってきてしまいますから、一人で部屋にこもって、枕やクッションやサンドバッグを叩きまくったりして、自分で感情を発散させてくださいね。

そのあとに、「こんな感情を教えてくれて、ありがとう」と言ってみると、また違った気持ちになれますよ

わたしは日常の中で「ありがとう」と言う癖を付けました。初めは本当に感謝の気持ちなんて無くて、ただ言葉を発しているような感じでした。

お店でレジの人に「ありがとう」宅配や郵便配達の人に「ありがとう」エレベーターのボタンを押してくれた人に「ありがとう」レストランで給仕をしてくれた人に「ありがとう」と、あらゆるシチュエーションで「ありがとう」を言いまくっていました。すると笑顔で「どういたしまして」と返してくれる人が現れたのです!この時、わたしはもうびっくり!しました。何気ない「ありがとう」に笑顔を向けてくれるなんて。わたしの存在を認めてもらえたような気分になりました。いえ、大げさじゃなくて、本当にわたしを見てもらえた気分だったのです!!

この時から「ありがとう」に気持ちが入り始めたのが、自分でも分かります。「言っている内に気持ちが付いてくる」というのは、こういったことなのかな、と理解できた気がします。

みなさんも一度TRYしてみてはいかがでしょうか。世界が変わりますよ!

引き寄せの法則-1

言霊って本当にあるのかな

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