自己肯定感を上げる方法-3-自分に嘘を吐かない

チューリップ その他

みなさん、こんにちは。

前回は「どうしたら自己肯定感を高めることができるのか」という内容で、体験を積み重ねることという話をしました。今回はその続きとして、自分を大切にすることの観点から書きますね。

まずは、自分に嘘を吐かないことです。

嘘を吐いてしまう理由としては、「他人から嫌われたくないから」ということがあると思います。「どうせ振られるから、好きな人に告白しない」とか、「満員電車でぎゅうぎゅう詰めにされるのが嫌だけど、みんなもやっているから仕方ない」とか、「上司に好感を持ってもらえるから、嫌だけどやっている」とか。

自分に嘘を吐くというのは、その輪の中に居るために、「嫌だけど」やっていることです。嫌だという気持ちに嘘を吐いて、自分はこれが好きですからという顔をしていませんか。

自分に嘘を吐いていると、一番身近な存在である自分自身から嫌われてしまいますよ。自律神経が乱れるので、病気になってしまうかも知れません。酷い言われ方に免疫はできないという話の中でも書いていますので、参考にしてみてくださいね。

嘘ばっかりついて、こんな自分イヤだな・・・と、自分で自分が好きになれなくなっていくと、自己肯定感も失っていき、幸せに生きられなくなっていきます。対抗策としては、心と頭と体を一致させることです。他人に嫌われても、自分に嘘を吐かないことです

ここで潜んでいる厄介なものが、自分を騙そうとする自分です。そんなことをしたら、孤立してしまうよ。生活していけなくなっちゃうよ。嫌われちゃうよ。といった具合に、ささやきかけてきます。こんな時、「そうだよね」と思ってしまいがちですが、ここで踏ん張ってください。

本当にそうなのかな?

自分に聞いてみるのです。本当にそうなってしまうのか、本当にそうなったとして自分は乗り越えられないと思うのか。本当に壁しかないのかと、検証してみると良いと思います。行き止まりで打つ手無し!という状況って、ほぼ無いと思いますよ。その先へ行くのが怖いだけで。こんな時は「大したことない」と言ってみると、案外心が落ち着きます

満員電車が嫌だったら、いつもよりも2本早い電車に乗ってみてはいかがでしょうか。早く会社に到着して、朝のティータイムを満喫してみるのも、落ち着いた気分を味わえていいのではないかと思います。

嫌なものには、はっきりと「いや」と言いましょう。それは他人に決めてもらうことではありません。自分の気持ちは、自分にしか分かりませんし、他人に決めてもらうということは、「言い訳作りをしたいからだ」と思えば、自分で決めるより他になくなるのではないかと思います。

過去のわたしは、お節介にも人の代わりに言ってあげて、よくとばっちりを受けていました。当の本人は、わたしが勝手に言っただけだと言うのです。びっくりしますよね。

他人の何かを傷つけたり壊したりするのでなければ、自分の感情を相手に伝えていいと思います。先ほども書きましたが、自分の気持ちは自分にしか分からないのですから、伝えるまで相手には分かりません。自分の心に正直になって伝えることで、相手も「そんなことを思っていたの、知らなかったわ」と理解してくれるでしょう。理解してもらえず、あなたを責めるようなことをしてくるようなら、そっと距離をとればいいのです。距離をとるべき人間関係も参考にしていただけたらと思います。

次回は距離を置くというお話です。

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