勇気を持って逃げよう

犬-1 日記

こんにちは。多くの人は「逃げちゃダメ」と、思っていますよね。わたしも、長らくそう思い、戦い続けていました。「弱いままじゃダメ、もっと強くならないと」と、こんな感じで対峙し続けるのです。一体いつになったら強くなるのかと、思い続けていたものです。

「逃げる」という行為は、しばしば否定的な意味で捉えられがちです。でも、自分の心身の健康を守るためには、時には逃げることが、最善の選択であることもあります。自分の限界を把握し、無理をせず、自分を守ることは、決して恥ずかしいことではありません。

時には、その状況から離れることが、より大きな問題を防ぐための、賢い手段となることがあります。それは、自分自身に対する思いやりと、理解を示す行為です。

自分の心や体が病んでしまっては、どうにもならないですものね。意固地になって逃げることを選択しないのは、ある意味「自分いじめ」になってしまいます

動物だって「ヤバイ!」と思ったら逃げますよね。それは、命を守るための手段です。動物が危険を感じたときに逃げるのは、生存本能に基づく自然な反応です。

人間もまた動物であり、自身を守るために逃げることは、理にかなった行動と言えますよね。ただ問題は、いつ逃げるべきか、そして、いつ立ち向かうべきかを、見極めることです。これは簡単なことではありませんが、心からの直感を信じることが大切です。

基本として、まずは自分に対して「逃げて良い」という許可を出しておきましょう。逃げて良いと思っておくことは、心に安心と余裕が生まれます。

その許可を出した後に、まずやるべきは、様々な解決策を試してみることです。思い付く限り、色々試してみましょう。

問題を別の角度から見ることで、新たな解決策が見えてくることもあります。また、信頼できる人に相談することで、思いもよらないアドバイスを、もらえることもあります。

全ての方法を試して、それでも状況が改善しない場合は、自分自身を優先し、逃げる勇気を持つことも必要です。新しい環境や機会を求めることは、むしろ正当な選択です

自分にとって有害な環境から離れることは、自分にとっての成長や、変化を意味することもあります。自分が輝けない場所から離れることで、新たな可能性に向かって歩み出すことができますよね。

考え方としては、わたしが二十代の頃に読んだ本(題名は忘れてしまいました)に書いてあったのですが、それを紹介します。

自分が輝けない場所を陣取ることで、実はそこで輝ける人の場所を、自分が奪い続けていることになります。ですから、そこで輝ける人に、その場所を空けてあげましょう。その場所を他の人に譲ることで、彼らが輝く機会を、自分が提供することにもなります。

と、このような内容でした。

以上のように、逃げることは、自己放棄ではなく、自己尊重です。

自分自身を大切にし、幸せを追求することは、誰にでも与えられた権利です。時には、逃げることが、新しい自分を見つける第一歩となります

勇気を持って、自身の心と体を守り、幸福を手にしましょう。逃げることは、自分を大切にすることの、一つの手段なのです。

自分らしく生きるには

間違いというものはない

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