海王星について-2

雲海-1 日記

前回は海王星の様子を書きましたが、今回は構成成分などについて、ザックリ書いてみたいと思います。わたしは専門家ではないので、ザックリです(笑)

宇宙から海王星へ突入するように、外側から進んでいきますね。

まず外層は水素、ヘリウム、メタンといった成分で出来ています。メタンの氷で出来た白い巻雲の中は、約マイナス200℃です。外層から50kmのところは、アンモニアと硫化水素の分厚い雲の層になっていて、太陽から遠いこともあり、凍り付く暗闇が広がっています。

外層から160kmのところは、強風と強大な稲妻が荒れ狂っていて、気温は約26℃になっています。ちょっと暖かいみたいですね。

前回使った、わたしが描いた図を入れておきますね。

海王星断面図

氷の雲の層を抜ける、外層から約6400km地点では、一気に1000℃になります。マントル層に入ると、気圧は1万以上になり、気温は約4000℃。太陽の光球の温度に、ちょっと近づきましたね。意外に熱いのですね。この層は、水の氷、メタンの氷、アンモニアの氷で出来ていますが、強烈な圧力によって高温、高密の流動体と化しています。そして、ここではダイアモンドの雨が降っているとも考えられているそうです。めちゃめちゃ痛そうです。

核の部分は約5000℃で、気圧は700万を超えます。ここは岩石、鉄、ニッケルなどの金属が多く、もしかすると、ダイアモンドの層もあるかもしれませんが、調べに行くのはかなり難しいですよね。だって海王星の上空には、時速2400kmに達する強風が吹いていると言われています。これは音速の2倍!すぐに木っ端みじんになってしまうほどのものです。ここを突破するのも困難ですものね。

さて、いかがでしたでしょうか。海王星は寒い星なのに、マントル部分は熱いのですね。わたしはダイアモンドの雨に驚きました。傘を差しても、破れてしまいますよね。

また何か勉強したら、他の星のことも書いてみたいと思います。楽しんでいただけたら嬉しいです。

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