前回は物を増やさなければ、捨てるものも少なくていいのではないかという話をしましたが、今回は捨てるポイントについて4つ書いてみようと思います。
まず一つ目は、欠けた食器、汚れた衣類等は使用しないことです。
まずは食器についてですが、欠けた食器を使うのは、ケガの元になるだけではありません。前回書いた「旺気」という言葉を覚えていらっしゃいますか。幸福を呼び込む気運ですが、この気運は玄関からやって来ますよね。体で言うと、口が玄関です。食べ物も重要ですが、食器も重要です。欠けた食器の何がいけないのか。欠けた食器はケガをした食器です。痛い痛いと泣いていて、これが邪気をはらんできます。邪気と一緒に、ご飯を体内に取り込むことになるのです。
そして衣類ですが、汚れたなら洗いましょう。新品でなくても、清潔なものを身に着けるのが良い理由は、お分かりですよね。邪気を身に着けたいでしょうか。肌に触れる部分から、体内に浸透してくるイメージをしてみてください。ぞっとしますよね。ほつれたり、穴が開いたり、ボロボロになってしまって直せないのなら、これまでの仕事ぶりに感謝してお別れするのが良いですよね。
必ずしも新品に買い換える必要はないと思います。食器でしたら、日本の伝統に「金継ぎ」というものがあります。欠けたりヒビが入った食器を直して、もう一度使えるようにするものです。そこまではしなくても、欠けたりヒビが入ってしまったら、新しいものに換えて、気持ち良くご飯を食べると、心も体も旺気に満ちて快活に過ごせるのではないでしょうか。
二つ目は、使わないものを放置しないことです。
これは前回のわたしの創作物語で書きましたが、使わないものを放置していることで、邪気が溢れてきます。新しく買い換えたのに、古い方を取っておくのも同じですよ。これは次第に持ち主の運気を下げることになります。心や体にも影響してくると思われますので、使わないものは、誰か使ってくれる人にあげたり、さようならするのが良いでしょう。
三つめは、壊れて使えないものを置かないことです。
二つ目にちょっと似ていますが、使えなくなったものを、いつまでも置いておかないことです。色が出なくなったペンとか、使い終わったジャムの瓶とか、電源が入らなくなった機器とか置いていませんか。それが大切な思い出の品だとか、遺品でないのなら、思い切って捨てましょう。
こういう人は、問題を先送りにしがちな人が多いそうです。「後からやろう」と思って忘れてしまいます。わたしは忘れてしまいたくないので、思い付いたときにやります。やることがたくさんあるときは、優先順位を付けてメモをしておきます。
さて四つ目です。もう気運が合わなくなったものは使わないことです。
気運が合わなくなったとはどういうことかというと、趣味が変わったとか、体格が変わったとかです。これまでは黒が好きで、黒いものばかりを集めていたけれど、今は明るいオレンジが好きになったのよね。といった場合は、黒いものは処分しましょう。体格が変わったときもそうです。ダイエットに成功してスリムになったのなら、大きなサイズのものは着ませんよね。
意識が変わったことで、自分に合うものがこれまでと違ってくることは、自然なことです。今の自分に合うものを選んで、切り替えていくことで、更なる幸運をつかめるようになっていきます。
さあ、いかがだったでしょうか。
必要以上のものを持つと、心も重くなり、動きにくくなってしまいます。
ものを必要以上に持たないということは、執着をしないということです。それは身軽であるということで、チャンスもつかみやすくなると言っても過言ではないと思います。
旺気にあふれる体質への改善を目指していきましょう。
わたしはまず、溜まった雑誌をまとめます!
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