保育士の方の動画-子供との接し方-

ひつじ 日記

「こんな時、子供たちにどう接したらいいのか」と思った時に見つけた動画です。

みなさんは知っていますか?「叱る」と「怒る」は違うんですよね。

「叱る」は、相手の良くないことを注意すること

「怒る」は、腹を立てること

わたしは子供たちに「叱る」ことをしたいと思っているのですが、どうすればいいのか、よく分からなかったので、この方の動画は有難いです。

わたしがどうして叱り方にこだわっているのかというと、子供たちの自己肯定感を、出来るだけ削ぎたくないと思っているからです。

この方のアドバイスは、叱る前に、その子が直前にやっていた行動を褒めてから叱る、ということです。失敗してしまった時は、「ああ、やってしまった!」と思うものです。大人も同じですよね。そう思っているときに叱られると、ピタッと耳が塞がってしまうというのです。水に潜ったカバのようにです。

例えばコップの牛乳をこぼしてしまった場合、「こぼさないように気を付けていたのに、こぼれてしまったね。今度からは片手じゃなくて、両手で持とうね」といった具合でしょうか。

駄々をこねて、手が付けられないことってありますよね。

こういう時「もう好きなようになさい!」と怒ってしまいがちですが、もちろんダメです。

「勝手になさい」と言ったのに、本当に子どもが勝手なことを始めると、また怒ってしまいますよね。これのダメな点は、「怒る」ことですよね。もう一つは、子ども側からの視点でみると、「勝手にしていい」と言われたのに、勝手にしたらまた怒られて、どうしたらいいのか分からなくなって混乱する、というのです。

こういうことが続くと、自己肯定感が下がり、周囲の人を信じられなくなって、自分の気持ちを表現できなくなってしまうそうです。人とのコミュニケーションでも、脅し言葉を使うようになり、思考力が下がってしまう、といったデメリットしかないのだそうです。

子どもには、無条件に好きだと伝えることが大切で、「大好きな○○ちゃん」「大切な○○ちゃん」と言うことで、そのままの自分が大事にされていると、分かってもらうことが重要です。

そして子供にも選択肢を与えることです。大人でも命令されるのは嫌ですものね。

先の見通しをさせてあげることも大事です。お絵描きしているのに、「ハイ終了です」と取り上げてしまうのはいかがなものか。子ども側では、これを描き上げたら「お母さんにプレゼントしよう」と思って計画しているかもしれないのです。いきなり取り上げるのではなく、心づもりをさせる言い方を心がけましょう

「ここまでやったらご飯にしようね」というだけで、子どもは意外と分かってくれます。少なくとも、わたしがやってみたところ、すんなり行動してくれました。小学生になった今もそうです。

叱るの反対に、「褒める」というのも、実は重要なようです。

「いい子ね」「偉いね」は、つい言いがちですが、実はよくないそうです。

これらの言葉は、「これをしたら、これをあげる」という取引に近い内容になるのだそうです。そんなつもり、一切ないですよね。では、どうしたらいいのか。

「喜ばせるような褒め方」がいいそうです。

どういうことかというと、お片付けが出来たときは、お片付け「できたね!」と、行動したことを褒めるのだそうです。大人も何かをしたときに、「ありがとう」「うれしい」と言われると、ちょっとにんまりしちゃいますもんね。これと似た感じだと思います。 子どもだから、とつい思ってしまいますが、わたしは考えを改めました。子どもは経験が少ないだけで、大人と変わらないのです。嫌なことは嫌だし、嬉しいことはうれしいのです。

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