それからしばらくは、引き寄せの法則とは違う本を読みました。心理学的なものが多かったです。あと、瞑想の本も読みました。梵字を書いてみたりもしました。
そしてどういった経緯かは分かりませんが、またしても「引き寄せの法則」のことが書いてある本を手に取ります。前回と著者は別の人ですが、少しは分かるようになりたいと思っていたのも本当なので、今度こそ理解したいと思いました。
が、
分かるような、分からないような、といった気分になりました。
前回の本では、わたしの中では「宇宙」は神様と位置付けていたのですが、今回の本は「宇宙とは、この世に存在するあらゆるものを時空を超えて創造し続ける源」と言っています。
つまり神様ですか?
そしてこの本では、「叶えたいことを願わなくていい」と言っています。願わないで希望を叶えるって、どういう事なのでしょうか。
この本の中で言われていることは、宇宙は言語ではなく、周波数を受け取っているということです。わたしたちは、何かを「思う」と特有の周波数を発するそうです。
例えば、「わたしはこうなりたい!どうしても叶えないとイヤ!!」と思っているということは、つまりは「わたしはこうなっていない!とてもかわいそう!」みたいな気持ちになっているということになるので、その思いが強いから、かわいそうな現実を優先して叶えてくれちゃっているとか。
なんですって~!!じゃあ、どうしたらいいの?!
ですよね。願わないで叶えるって、本当に意味不明です。
この本では、自分の気持ちが今、どこを向いているのかに気付くことが大切だと言っています。
こうなったらどうしよう、ああなったら怖いな、などと嫌なことに意識が向いていることに、自分で「気が付く」ことから始めるのです。
気付いたら、今度は良い方向に考え直すのです。
ああなったらどうしよう、と今思っていたことに気付いたら、「大丈夫。わたしは運がいいから、ちゃんと回避できる!」とか、「もしそれが起きても、しっかり解決できる!」とか、前向きな考え方にシフトします。そうしている内に、段々不安が減っていき、自分に自信も出てきます。
この本は、次のように言っています。
「人生は、意識を向けた方向に展開する」
つまり、これが「引き寄せ」ということなのでしょうか。
でも、考え方は分かりました。ネガティブよりポジティブということですよね。
「転んだら嫌だな」と思ったら転ぶ。でも、「わたしは転ばない自信がある!」と思って走り出したら、本当に転ばない、ということですよね。もしも転んでしまっても、「いやまだ転んでいない。ただつまづいただけ」と思うのかもしれません。