こんにちは。これまでの人生で、嬉しいこと、悲しいことなど色々あったと思います。でも、それらの経験は、何かしら今の自分の役に立っていると思いませんか。
接客業の経験がある人は、初めてお店に立って「いらっしゃいませ」と言うとき、なぜか恥ずかしかったなあ、という思い出はないでしょうか。
商品について、初めてお客様に説明を求められたとき、緊張して口が回らなかったり、あれもこれもと説明をしすぎて圧倒させてしまったりなど、成功談や失敗談、色々な経験があると思います。
こういった過去があるからこそ、今では説明が得意になっていたり、知らない人にも話しかけることが出来るようになっていたりしませんか。
わたしも会社にやって来るお客様に「こんにちは」という挨拶をするのに、すごく勇気が必要だったことを思い出します。他にはPCへの打ち込みを早くしたいと思い、伝票入力を頑張ったことや、報告は「要点を抑えて簡潔にすること」に重点を置いていたことなどがあります。
過去に頑張っていたことは、今の自分の一部になっていることに気が付きます。要点を抑えて簡潔に報告することで、自分の頭の中を整理することが出来るし、分かりやすく伝わると信じていたのですが、今では「簡潔すぎて伝わらない」という弊害があるのも事実です。今振り返ってみて、自分でも驚きました(・。・;
わたしのように、たまに弊害になることもあるでしょうけれど、今の自分は、過去の自分の努力の賜物です。これまでの人生は、何も無駄なことはありません。
いじめられた経験があるのなら、その悲しさや怒りを知っていますよね。「優しくありたい」と思うようになったかもしれません。
過去があるから今があります。そして「今」は、これから先の未来の自分につながっているのです。未来の自分はどうありたいのかを考えることで、「今」の過ごし方が変わってきますよね。
あなたはどのように「今」を過ごしますか。