こんにちは。
「話し上手は聞き上手」という言葉がありますよね。これは話し上手な人ほど、人の話をよく聞いているという事です。
これが中々難しかったりしますよね。相手の話には適当な相槌を打って、自分だけが話してしまって、独演会になってしまうことは、誰もが経験あるのではないでしょうか。
話の途中で口をはさんでしまったり、話題を横取りしてしまったり、思い出すと身に覚えがあって、穴があったら入りたいなあ、と。
ある時期に、「話し上手は聞き上手」という言葉や「仕事の出来る人は、相手の話を聞いている」という話を、何度も耳にすることが多くて、「これはきっと、ご先祖からのメッセージに違いない」と思って、わたしも気を付けています。
聞く側となるには、いくつか注意点みたいなことがあります。
① 話に先入観を持たないこと
② 相手の話に集中すること
③ 相手を否定しないこと
④ 笑顔で聞くこと
この四つです。
話に先入観を持たないこと
相手の意見を聞くことで、自分の意見だけでは気付かなかった方向へ、目を向けることが出来ます。視野が広がり、物の見方が変わります。
相手の話に集中すること
相手の話の途中で口を挟まずに、聞くことに専念するのです。適度に相槌を打って話を促しつつ、相手の話の腰を折らずに、しっかりと聞くことで、相手が何を言おうとしているのかが分かります。
相手を否定しないこと
自分とは違う意見であったとしても、そういう考えがあるのだと理解することです。素直な心を持って聞くことで、相手の話を受け止めることが出来るようになります。
笑顔で聞くこと
「相手の話に集中すること」に似ていますが、笑顔で聞くと、相手は話しやすくなります。適度な相槌も大切です。自分が話す時でも、やはりニコニコと聞いてくれたり、「それでそれで?」と、先を促してくれると、自分の話に興味を持ってくれていると思えて、話しやすいですものね。話の腰を折らなければ、その本質も伝わりやすくなります。
以上、わたしが思う聞く側の注意点を四つ紹介しましたが、他にも注意点はあるかも知れません。話を聞くことは、相手を受け入れることにつながります。だからと言って、全てを受け入れなくても良いとは思いますが、受け入れた分は、自分の視野と器が広がるのではないかと思います。