後始末をする意味とは

掃除-1 日記

こんにちは。「終わり良ければ総て良し」と言う言葉があります。

物事の始まりは、何事も緊張して慎重に、かつ丁寧に進めようとするものです。しかし、終盤に近付くにつれて、その物事に慣れてしまい、気が緩んでいることがありますよね。

長い間集中を途切れさせない、という事は困難ですが、時々状況を振り返り、進行していることを見直すことも必要です。

そして作業が終了したときは、しっかりと後始末をすることも大切です。そうすることで気持ちが切り替わり、次の作業に移りやすくなります。

この後始末をしていないと、次の作業の合間に「あれはどうしたのだったかな」と、気になり出したり、誰かから「あれが無いのですが、どこにありますか」などと、手を止める事態が起こりかねません。前の仕事を引きずるようなことになって、集中できなくなってしまいます。

この後始末ですが、何も難しいことをしなくてもいいのです。ただ、使った道具を磨いて、元の位置に戻したり、余った材料を倉庫に保管したり、使用した部屋を掃除したりといった、ごく当たり前と言ってもいいようなことで良いのです。

こういった「後始末」をすることで、これまでやっていた「作業が終了した」と、自分の心に区切りを付けることが出来ます。ですので、一つの作業が終了するたびに、その空間を整理することです。もしも何か月かかかるような大きなプロジェクトだったとしたら、一日が終わる度、もしくは一週間が終わる度に、その空間を一度整理します。

そうすることで、新しい作業を開始したり、一日を始めるときに、気分がリフレッシュされて、集中して取り組むことが出来ます。新たな気持ちは、仕事へのやる気にもつながりますし、気の緩みを回避することにもつながると思います。

メンタルが落ちたときは

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