身体に感謝しよう

コアラ 日記

こんにちは。前回の「身体を労わる」というテーマから、今回は、身体に感謝しようというお話です。

わたし達の身体は、日々、無数の小さな奇跡を成し遂げています。呼吸をすること、笑うこと、感じることなど、すべてが、わたし達の身体の複雑な機能によるものです。

普段「当たり前」に出来ていることは、本当はありがたいことなのです。それに気付くときというのは、悲しいかな、それが出来なくなった時ですよね。

例えば指。刃物でケガをしてしまった経験は、一度はありますよね。この時初めて、この指が、こういう時に働いていてくれたのだと、知るわけです。普段、何気なく動かしている指の一本一本が、それぞれちゃんと働いてくれているお陰で、わたし達は、生活できているのです。

怪我をしたり、病気になったりすると、これらの「当たり前」の動作が、いかに特別であるかを痛感します。自分が「当たり前」だと思っていることが、傲慢であることを知る瞬間でもありますよね。

子供が初めて歩いたときは、あんなに喜んだのに、ある程度大きくなってから、転んでしまうと、どうして転ぶのかと、責めるような場面を見かけることがあります。

歩けること、走れること、文字を書けること、日常生活の中で、色々な「出来ること」というのは、身体が動いてくれるからです。子供が初めて歩いた時の喜びを思い出し、成長してからのつまずきにも、寛容でいたいものです。それは、自分自身のつまずきに対しても、寛容でありたいですね。

わたし達の身体は、毎日わたし達を支え、可能な限りのことをしてくれています。だからこそ、健康を保ち、感謝の気持ちを忘れずに、自分の身体を大切にしましょう

身体を労わる

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